けれども、意識してかは知らないが、 この精神はその後も「実用書道教室」や「パソコン教室」に引き継がれてゆく。 特にパソコンの普及は全世界的に広まり、その需要が格段に増えた。 実際、カルチャー教室を始めてからは「ここで学んで本当によかった」 そう聞けることが一番嬉しかった。 何より大きかったのは、 人とものの対話ではなく、人と人の対話が生まれたことだった。 当時の「イノウエ」ではものを売ることでお客様の喜びを得ることができた。 それに比べ、お互いがよく話し考え理解し合い、目の前で感動して満足して戴ける。 それが新しいサービスとしての姿勢だと思い知る。 これらは、ただの文具屋にはできない”サービス”を現実にしていった。 いつしか本当に”イノウエ”の中に”文化”が花開いていった。
古来”文化”は、常に人から人へ渡り継がれるもので、 日本文化の素晴らしさが、常に他の新しい”文化”取り入れるその「積極的」にあることを思い出された。 近年、この地元の文化の影響を大きく感じたのは”陰陽師ブーム”到来であった。 安倍晴明を奉る晴明神社の地に全国から人が集中し、一躍観光地として復興した。 また堀川商店街としても、地域活性化という目的の為に、”堀川参道グッズ”を考案する。 このことは広くマスメディアに採り上げられて、 今後の地域事業と文化事業の重要性を改めて再確認することとなる。
そこで「カルチャー・イン・イノウエ」というネーミングを、 再興していこうと、自然に動きがはじまった。平成16年の秋頃であった。 パソコンなどの機材をはじめ、今有るものを最大限に活用しようということや、 。 何より大きな目的は、今まで混同されてきた 文化事業と物品販売業をそれぞれ分けて、 事業に取り組む姿勢を効率化することにあった。 「カルチャー・イン・イノウエ」では、各教室や トータル的な文化事業として位置付けを 「」 また、ギャラリー「YUKIHIRO」など、新しい活動も こちらの一環で始めている。
”潟Cノウエ”はおかげさまで創業111年